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「じゃあ、チョコは手作りに決定ね。どっちの家で作ろうか?」
「麻衣子の家で作って良い?
 うちで作ったら家族がうるさいし、特にちー兄が」
「あはは、いいよー」

(え、チョコ?!…まさか…えええ?!)


ちー兄がどううるさいのか?というレスがありましたが
おそらくこんな感じ↓

「奈緒、お前何か作るつもりか!?」
「好きな奴がいるのか…そのチョコを渡す相手は誰だ?」
「マジナイだとか本気にして変なもの入れるなよ」
「というか手作りの何が良いんだ?」
「既製品の方が安全だしおいしいだろ?」
「既製品は個性がないだと?チョコの時点で個性も糞もn」

うるさいというか、うざい。こういうところが地味に父親似。

 

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「ったく、チョコだなんだで、テレビの流行りか何かは知らんが…
 おまえはいい加減そんなのに浮かれるような年でもないだろ」
「父ちゃんには関係ないでしょー」
考える酒屋の娘。


らくがき節分絵→節分の家族風景

 

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 職員室の話題。
 三田村先生はグリッソムさんとかがタイプ。

 

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「何、おいしくなかった?」
「ううん、おいしーよ」
「じゃあ何で機嫌わる…ってか肩重い」
「だって、14日は土曜日だから先生の家まで調べたのに
 奈緒ってば、渡すのは13日の学校にするとか言うんだもん
 あげく、告白はしないとか言うから、拗ねてるだけー」
「それは、先生の家まで行くのは迷惑だから。
 告白だって、そもそも付き合いたいとかじゃないし」
「だーかーら、それがわかんない。単に憧れってこと?」
「…今はそうかなって思う。麻衣子はそういうのないの?」
「ない」
友人宅でお菓子作り。

 

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13日の放課後、妹が被る迷惑。


迷惑なおまけ→放課後までの兄
兄のイライラは主に↓
・人前とか関係なく突撃される
・元カノへの未練
・断る際に相手を傷つけない配慮
・「手作り」に対するトラウマ
・今年は14日に家突の危険高

どんだけ未練タラタラなのか兄。
どんだけトラウマなのか兄。

 

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「あの、杉田先生、1日早いですけど、受けとってもらえますか?」

(奈緒ーー!そのまま告白しちゃえばいいのにっ!!)
渡す妹と見守る友人


おまけ→先生たち

 

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「ああ、遅くなった、ごめん!」
「いいよ、いきなり連絡したのコッチだし。土曜も学校なんだ?」
「三年生は追い込みだから、いろいろと手伝ってて…
 それより話って…、あ、中で話そう、寒いだろ?」
「ありがと」
14日にアパートの前で。

 

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「あ…」
よく目が合う

 

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「藤宮、最近良いことあっただろ?」
「う…うん?そう見える?」
「見える」
「そっか、バレバレなのか、私」
(うあああ…誰にあげたんだよ…)

 

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「奈緒って沢本くんと仲良いよね  さっきも話してたし」
「え…ユキの方がよく一緒にいるでしょ」
「でも2人だけで話してるのは奈緒くらいじゃない?
 すごーく仲良く見えるよ」
「うーん…そうかなぁ…」
更衣室で陰ながら支援する女子。
まずは意識させることからはじめました。

 

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